闇ガチャに立ち向かうヴァルコネ戦記

ヴァルキリーコネクトのプレイ日記を綴るブログ、たまには攻略も

憤怒する終焉の魔女

ブラック企業の罠に掛かったヴァルプルギス、未だ、彼女はその呪縛から逃れられずに居た。

f:id:Luxmoon:20190124130023j:plain

 

虚空 怨恨 反逆

先日、彼女の同僚であるスルトが亡くなった。詳細については一切説明されなかったが、就業中に突然失神し、意識が戻らぬまま息絶えたという旨をおおまかに聞かされた。

とても言葉では表せぬ断末魔を上げながら。

f:id:Luxmoon:20190125163333j:plain

根無し草をモットーにのんびり生きてきたヴァルプルギスにとって彼の熱血さは時にうっとうしくもあったが、自分にないものを持つ彼個人のことは別に嫌いではなかった。

スルトの人生は困難に満ちていた。

彼の両親は昼夜問わず仕事に追われ続け、家庭を顧みることがなかった。そのため彼は両親のことをあまり覚えておらず、好意も抱いてはいない。しかしその一方で、両親がいつも不当に搾取されていることを敏感に察知しながら成長した彼は、少年時代に味わった苦労も合わさり貧困に対し大きな敵愾心を抱いていた。自身にはなんの落ち度もないにも関わらず、冷たい差別・格差に幾度となくさらされた心の傷を埋めるべく、彼は何としても成り上がってみせることを決意する。

虐げられるぐらいなら虐げる側へ。不純と言えば不純な動機だったが、これが彼の生きる原動力となっていた。それがいずれ裏目に出るとも知らずに。

外国人実習生としてこの会社へ送り込まれたスルトは、技術を学ぼうと異国の地でよく働いた。しかしそんな姿勢に報いる気のない経営陣は、彼を含め従業員を一定期間だけ使い潰せればそれでよいと、悪びれることなく考えていた。スルトが目指す先にある醜悪な者達の姿がそこにあった。

ある時、異界人が使用したことで魔力がより強大となった「ウーズ・ガントレット」を解析すべく新プロジェクトが発足し、この会社もそれに名を連ねた。激流のごとき水属性を纏うガントレットはスルトにとって危険物以外のなにものでもなかったが、経営陣はスルトをよりにもよって「ガントレットのテスター」としてプロジェクトのメンバーに加えた。

使い捨ての駒のつもりで連れてきたスルトが頭角を現したことで、それを目障りに感じた者達が画策した嫌がらせに他ならない。

その意図をよく感じ取っていたにも関わらず、スルトはその役目を引き受けた。と言うよりも、実習生という脆弱な立場では反抗することなど許されず、歯向かえば即座に職を失い路頭に迷うことが明らかだったので、まだ力なき彼に選択の余地など初めからなかったのである。

これまでよりも比較にならない激務の中で、スルトの体調は瞬く間に悪化した。それは誰の目から見ても明らかで、かつての熱血さなどとうに失われ、上層部から雨あられと降り注いでくる膨大な業務をひたすらこなすだけのマシーンと化していたようだった。

終わりの見えぬ泊り込みが続き、カロリーを摂取するだけの粗末な食事を胃へ掻き込み、死んだように仮眠する彼の様子を端から見ていたヴァルプルギスは、同情とも憐憫とも言えるような複雑な罪悪感を腹へ抱え込んだまま、何もすることができなかった。明日は我が身、誰だって自分が一番かわいいものだ、そう言い聞かせながら。

限界のときは唐突に訪れた。

少なくともヴァルプルギス以外の者にとってはそう思えただろう。

スルトが経営陣に対し、劣悪な環境を改善させるべく直談判に打って出た。命に危険を感じ追い詰められた彼が取らざるを得なかったSOSである。そこで管理者に対し怒鳴り声を上げた瞬間、彼は周囲に取り押さえられ何処かへと連行された。翌日彼が職場へ姿を現すことはなく、それきり帰ってくることはなかった。

彼の死が周知されたのは、その数日後である。

スルトは消されたに違いない。憔悴しきり抵抗する力が残っていなかった彼に対し、これ幸いと集団で暴行を加えたのだろう。見え透いた嘘に対し吐き気が込み上げる。

実は連行される前日、いや当日、ヴァルプルギスはいつもの深夜残業中にスルトから抗議の決意を打ち明けられていた。「自分のこの行動で何かが変えられるかもしれない」と虚ろになりながらも語る彼の瞳は、やはり実直な性根には抗えないのだなと、そんな希望を彼女に抱かせるほどに熱気を帯びていたのに。

その結果、たしかに何かが変わった。あまりにも悲劇的な方向へ。

f:id:Luxmoon:20190124125828j:plain

彼が非の打ち所のない善人だったわけではないが、これほどの仕打ちを受けるほどの悪人だったわけでもない。しかし、人の世は決して公正でも公平でもなく、力ある者が平然と弱者を足蹴にし、悦に浸ってせせら笑うことが不変の真理なのだ。

現に、ヴァルプルギスをこの地獄へを叩き落したうちの一人である鎌シスターは、「あいつ、いつも黙ってて無表情だから気に食わない」という身勝手な理由で、同僚のラミエルいじめに余念がない。従業員が変死を遂げた直後でさえ、彼らの心には一片の呵責すら湧き上がってこないのだ。

彼女の心の中にどうしようもないほどの怒りが、抑えきれないほどのデストルドーが芽生えた。

 

f:id:Luxmoon:20190124125823j:plain

破滅、そう破滅だ。

私が全てを終わらせるのだ、この怨念を纏って。

残酷な世界に生まれてしまった魂に等しく終焉を与えるのだ、この反逆の力で。

スポンサーリンク
 

不機嫌 口争 狂言

勝手に殺すでないわ!!

f:id:Luxmoon:20190125180348j:plain

 

うるちゃーい!!

f:id:Luxmoon:20190125163330j:plain

 

ヴ「あーもうちょっと台無しだよホントにもー、ここから"ゼルエルギス"として覚醒したアタシが全生命体を根絶していく一大スペクタクル感動ドキュメンタリーが・・・」

ス「やかましいわ!世界を焼き尽くすは他ならぬ我ぞ、うぬは引っ込んでおれ!」

ヴ「この番組は"秘密結社ゼーレ"の提供でお送りする予定でした。」

ス「話を聞かんか!いつものカタコト口調はどこへやった!」

ヴ「あれ仕事でやってるだけですしおすし・・・」

ス「なに、演技だと言いたいのか!?」

ヴ「"ちょっと痛い系女子"がコンセプトの厨二キャラって設定なの。」

ス「ふんっ、わざわざ努力せねばキャラを立てられんとはご苦労なことだ。それに引き換え普段から意気軒高なシンモラの妙味といったら・・・」

ヴ「ニヤニヤ」

ス「・・・ゴホンッ。大体だな、ムスペルヘイムの盟主たる我を死人役として出演させるなぞ笑止千万よ。このブログ主よほど苦しみぬいて焼殺されたいと見える!」

ヴ「だから声がうるさいって、もっと静かに話してよ~。たかが出来の悪い創作話に盟主様がムキになんないでよね。それに美女5人から折檻されるとかご褒美でしょ?よかったね?」

ス「我にそんな趣味はないッ!誤解を広めかねない飛語を口にするな!うぬの我に対する妙な扱いの悪さは一体なんのつもりだ!!」

ヴ「いやでもさ、スルトって20章以降ぜんぜん出番なくて生死不明状態だったし、実際扱い悪いじゃん。七つの大罪イベクエで再登場するまではてっきり死んだものかと思ってたよアタシ。」

ス「登場すらしないうぬが言えたことか。」

 

f:id:Luxmoon:20190125163341j:plain

ヴ「ぐぬぬ・・・でもアタシだってこうしてコラボイベントの大取として出演できたし、これからは本編ストーリーもイベントも超絶キャラの時代だよスルトサン。」

ス「アングルボザに焼き払われぬようせいぜい気をつけるがいいわ。ところで先刻口にしたゼルエルとは何者だ?」

ヴ「ラミエル君の知り合いだよ。最強の拒絶型使徒なんだってさ。」

ス「無駄に繁殖し、互いに拒絶し傷つけあうことを止められぬ人間共の分際で、己にとって都合の悪い存在を勝手に拒絶タイプ呼ばわりするとは片腹痛い。」

ヴ「それは同意www」

 

f:id:Luxmoon:20190125163325j:plain

ヴ「ハレンチな下着を穿かせられた☆5と違って、こっちは厚手のあったかタイツ!この時期、体の冷えは女の大敵だからって新衣装のデザインを頼み込んだ甲斐があったわ。」

ヴ「お陰で水耐性バッチリ。暖房効いてるとすぐ暑くなっちゃうんだけど。」

ス「肩が大きく露出しているが、それはよいのか?」

ヴ「かわいい女の子をウリにしてるソシャゲだから、どうしても肌面積が広くなっちゃうんだよね。そこは折り合いを付けて我慢するよ。」

ス「世知辛い話だ。」

ヴ「ねー」

 

f:id:Luxmoon:20190125163413j:plain

ス「やはりうぬもATフィールドを展開するのだな。」

ヴ「使徒化してますから。」

ス「我もエヴァ化した際に纏ったが、あれは実にいいものだ。」

ス「あの力を完全に我が物とすれば、支配者面をした神々の鼻を明かすことは容易だったものを。」

ヴ「でもイベクエの様子を見る限り、ほとんど暴走状態だったよね。アタシよりもスルトの方が暴走って二つ名が似合うんじゃない?」

ス「ふんっ、ガントレットが我と相反する属性だったがゆえの不適合よ。奪えたのが炎の双剣であれば結果は違っておったわ。」

ヴ「ま、そうゆうことにしときますか。」

 

f:id:Luxmoon:20190125163418j:plain

ス「この程度の挫折で諦めるほど我ら巨人族はヤワではない。」

ス「本編ストーリーで未登場な大罪の継承者は残り2名、神竜ラグナロク討伐の日は近いだろう。」

ス「連中が神竜との決戦で疲弊したところが好機、今一度オーディン共を地獄の業火で焼き尽くすべく手筈を整えておかなくてはな。」

ヴ「懲りないねアンタら。」

 

f:id:Luxmoon:20190125183140j:plain

ヴ「あ・・・」

ス「なんだその間の抜けた声は。」

 

f:id:Luxmoon:20190125163403j:plain

ヴ「ごめんヤラレチャッタ。」

ス「クッ、創世皇ユミルが我らが覇道の前に立ちふさがるとは予想外よ!」

ヴ「うう・・・アタシも神だったってこと忘れてた・・・。」

ヴ「フェイランとエリザベス・・・またしてもあいつらに邪魔されるなんて。それにアスカの攻撃が激しすぎ!ATフィールド貫通してガンガン斬りつけてくるわ。鬼人化してるんじゃないのあれ。」

ス「我も炎の腕輪を装備したアスカに幾度となく辛酸を舐めさせられた。」

ヴ「・・・マジで?」

ス「冗談でこんな情けないことは口にせん。」

ヴ「うっわエグい。」

ス「やはりコラボキャラは・・・」

ヴ「やっぱりコラボキャラって・・・」

 

-次回予告-

アスカに負け続けたことで、精神の落し穴に落ちこむヴァルプルギスとスルト。

さらに運営からの「キミ達は所詮ガチャ限定キャラの神輿役だから」という精神攻撃が、二人の心に止めを刺す。

しかし、彼ら以上に存在感が希薄なヴァルコネ主人公は、彼らになぐさめの言葉を持たなかった。

 

次回、

 

「せめて、ボスキャラらしく」

 

この次も、サービスサービスぅ♡

スポンサーリンク